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福島医学検査学会

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第55回 福島医学検査学会
福島医学検査学会を終えて

第55回福島医学検査学会を終えて
学会長 菅野 浩之

第55回福島医学検査学会は、令和6年6月1日(土)、2日(日)、ビッグパレットふくしま(福島県産業交流館)にて開催いたしました。開催日の一週間前は、台風1号の発生による、荒天が危ぶまれましたが、両日とも晴天に恵まれ、381名の方々にご参加をいただきました。
さて、新型コロナウイルス感染症は、昨年5月8日に「5類」に移行してから早一年、今年4月1日からは、通常の診療体制となり、新規感染者数もだいぶ減少の傾向をたどっておりますが、未だ、終息には至っていないことから、今学会もマスク着用、サーモグラフィーカメラ、アルコール性手指消毒剤を配備し、感染症対策を十分に行って開催させていただきました。
一日目、最初のプログラム、教育カンファランスでは、「タスクシフト・シェアについて~当院での取り組み~」をテーマに、実践例として「造影超音波検査」、「運動誘発電位検査」、「院内での総合的な取り組みに関すること」、「輸血・細胞治療」について、4施設から発表いただき、これから対応される施設やさらなる業務拡大のためにも多いに参考なりました。
次のプログラム特別講演では、日本臨床衛生検査技師会令和6・7年会長候補者であらせられる、横地常広先生に多職種連携医療を目指した「次世代臨床検査技師に期待すること」と題し、ご講演を拝聴させていただきました。横地先生のご講演を拝聴し、私たち臨床検査技師は、固定観念に捉われず、メディカルスタッフとしてコミュニティを築き、様々な面から診療をサポートし、チーム医療へ参画しなければならないと痛感いたしました。
その後のベルヴィ郡山館で行われました情報交換会では、132名の方にご参加をいただき、県南地区の有名どころの様々なお酒を取り揃え参加者の皆様をお迎えしました。
二日目、一般演題発表では、各支部から36題もの演題が提出され、どの会場でも活発な討議が為されていたと伺いました。
本学会の開催にあたり、ご協力いただきました演者の皆様、座長の皆様、理事の皆様、ご参加いただきました会員の皆様、そして運営に携わっていただきました実行委員、運営委員、県南支部の皆様に心から御礼申し上げます。
最後に、福島県臨床検査技師会の益々の発展と会員の皆様の今後のご活躍を祈念いたしまして学会報告とさせていただきます。

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