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第55回 福島医学検査学会
第55回 福島医学検査学会ご挨拶

第55回福島医学検査学会
学会長  菅野 浩之



第55回福島医学検査学会並びに令和6年度一般社団法人福島県臨床検査技師会定期総会を郡山市にて開催するにあたり、担当支部を代表いたしましてご挨拶申し上げます。

新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)の国内発生から早くも4年が経過し、令和4年12月の改正感染症法により、令和6年4月から「通常の医療提供体制」へと完全移行しました。2020年の感染ピーク時には、1日の新規感染者が26万人を超え、病院のみならず、高齢者施設、学校、企業、家庭とあらゆる場所でクラスターが発生し、テレビや新聞で報じられる感染者の動向を固唾を呑んで見守りました。

その後、昨年5月8日には、新型コロナウイルス感染症は、感染症法上の位置づけで「5類」に移行したことにより、日常生活における制約がほぼない状態となりました。感染の拡大も心配されましたが、感染者数は減少を続けており、人々の生活や社会経済活動は、少しずつではありますが回復しつつあります。感染の拡大時にPCR等の検査業務、検体採取業務、ワクチン関連業務等に携わった会員の皆様及び医療従事者の皆様に心より敬意を表します。今回の新型コロナウイルス感染症で学んだ経験を活かし、今後、また再び訪れるともしれない未曾有の新興感染症の発生に備えることが大切だと感じております。

さて、第55回福島医学検査学会を令和6年6月1日(土)、2日(日)に福島県産業交流館(ビッグパレットふくしま)で開催いたします。1日目の教育カンファランスでは、「タスク・シフト/シェアについて~当院での取り組み~」と題し、実践例として4施設の方々に報告していただきます。「タスク・シフト/シェア」が推進される中、如何にして取り組んでいくか、コメンテーターとして志村 浩己先生にご助言いただき、これから対応される施設のための足掛かりの一助となればと思います。

また、特別講演では、令和6・7年度 日本臨床衛生検査技師会 会長候補者である横地 常広先生に多職種連携医療を目指した「次世代臨床検査技師に期待すること」と題し、今後の臨床検査技師の未来像についてのご講演を拝聴させていただきます。

2日目は、一般演題発表と福島県臨床検査技師会定期総会となります。一般演題発表では、各支部から36題もの演題が提出されました。ご登録いただきました会員の皆様に心より感謝申し上げます。活発な討議が行われることを望みます。

末筆ではありますが本学会にご参加される会員・賛助会員の皆様のご健勝と益々のご活躍をお祈りしますとともに本学会の企画、運営にご協力いただいたすべての方々に厚く御礼申し上げましてご挨拶とさせていただきます。

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