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福島医学検査学会

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第42回 福島医学検査学会
福島医学検査学会を終えて

第42回福島医学検査学会を終えて
学会長  武花 利美

 第42回福島医学検査学会が去る5月30日(日)南相馬市において開催されました。県内5支部の中で一番会員数が少ない支部ですが、お引き受けした責任を全うすべく支部会員一同、準備を進めてまいりました。お蔭様をもちまして、大きなトラブルもなく全てのプログラムを滞りなく終了することができました。ご協力下さいました実務委員をはじめ、ご協力を頂きました臨床検査薬卸公正取引協議会様、賛助会員の皆様方、さらに学会に参加下さいました多くの会員の皆様に心から感謝し、御礼申し上げます。
また、今学会のポスター等に使用されました、野馬追い絵巻を快くお貸しいただきました、朝倉悠三先生には紙面を持ちまして、感謝の意を表したいと思います。
 会場の浮舟文化会館は少々手狭だったと思われますが、受付から一般演題発表の各研修室、市民公開講演と館内の移動は如何だったでしょうか?前日までの肌寒い曇天は、私たちに元気付けてくれる快晴となり、安堵感で一杯でありました。また、予定より昼食時間が短時間となり皆様方は公開講演までに、お食事をお済に成れたのでしょうか?  今回の学会は、相双支部設立以来、最大の演題申込み数と参加者数となり、私たちの実務委員に多少の不行き届きは有ったかも知れませんが、支部として最大限の努力、結果が有った物と信じております。一般演題は各支部から40題もの申込を頂き、日頃の研究成果を充分に発揮され活発な討論が交わされました。エントリー頂いた会員の皆様方、各会場の座長の皆様方に深く感謝申し上げます。大変お疲れ様でした。
昼食を挟み午後からは、公立大学法人福島医科大学感染制御・臨床検査医学講座教授、金光敬二先生をお招きし市民公開講演が開催されました。『感染の脅威』と題されたご講演に一般市民も含め大変多くの方々にご来場頂きました。私は個人的に、ペストと魔女の判断方法、緒方正規と北里柴三郎のかかわりは興味深く感じた部分でありましたが、皆様方はいかがでしたでしょうか?
今学会の開催にあたり、展示コーナー、技師会会員のコーナー、ドリンクサービスコーナーを設置致しましたが皆様方ご利用されましたか?また、ハイチ大地震への復興支援のコーナーを設けたところ、募金は4,825円となり、早速日本ユニセフを通じて送金させて頂きました。募金に協力いただきました会員の皆様、 有難うございました。この場をお借りして心から御礼申し上げます。
最後になりましたが、今学会での経験を最大限に活かし、更なる福島医学検査学会の発展に繋げて参りたいと思っております。ご参加下さいました皆々様の益々のご活躍とご健康を祈念し、学会終了の報告とさせて頂きます。ありがとうございました。 今後 相馬地方においでの際は、是非観光もかねてお出でくださいますようお願い申し上げます。

事務局長  寺山 美恵子

  第42回福島医学検査学会が、賛助会員様、一般会員の皆様の協力のもと盛会に終了できましたことに深く感謝申し上げます。また、新しい試みとしてインターネットを使い県技師会のホームページからの演題登録、抄録の受付を始めるにあたり、県技師会の県学会担当理事藤野様、石田様、高倉様、広報担当の渡辺様には御助言、御指導をいただきお礼申し上げます。学会開催に当たり不慣れなため、至らない部分も多くご迷惑をおかけしましたこと深くお詫び申し上げます。
一般演題数は、相双支部にとってはうれしい悲鳴をあげるほどの40題という多くの発表があり、活発な意見交換をしていただきました。日常業務の忙しい中発表して頂いた方、共同演者の皆様並びに所属長様には心よりお礼申し上げます。 公開講演は、福島臨床衛生検査技師会顧問の金光敬二先生に『感染症の脅威』~過去から未来へ~と細菌検査にまつわる話から話題になっている「口蹄疫」に至るまで幅広く、一般の方にもおもしろく興味あるお話をして頂くことができました。
今学会におきまして、相双支部は少数会員のため全員運営委員状態での開催でしたが、座長を引き受けていただいた皆様、賛助会員各社の方々、県役員の皆様の御協力によりまして、一般会員271名、賛助会員44名、合計315名と多くの方に参加して頂き心より感謝申し上げます。今学会では新しい試みも始まり県技師会として学会の運営方針ができつつある学会となりました。県技師会と担当支部の協力での学会開催で得た経験を次回開催につなげることをお約束して事務局報告とさせていただきます。

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